私、今週はニッケルめっきのテストばかりしております。いえ以前からなんとなくニッケル担当な気はしているのですが、ニッケルめっきをすることが多くなっております。
そんな中、下地って大切なんだなと思った出来事がありました。ちょっとしたテストのために、42アロイ材にニッケルめっきをつけようとしておりました。
42アロイ材にそのままニッケルをつけようとすると、すごく密着性が悪く、うまくつけることができません。
なので、下地に薄く塩化ニッケルをめっきします。ウッド浴とも言います。
これはつきまわりが良く、素材に密着するため、普通のニッケルめっき前に行うと密着性が向上するのです。膜厚はだいたい0.1~0.2μmほどつけます。
では、その下地をつけ、めっきをしてみると…